先日、友人の別荘を訪問しました。伊豆にある別荘です。3月とはいえその日は午後から冷たい雨が降る寒い一日でした。久しぶりに玄関を開けると、友人が笑顔で迎えてくれました。そして2階のダイニングルームに上がる階段を見上げると、10数年前に制作、設置した、ステンドグラスが目に入りました。絵付けを習っていた時、卒業制作として作ったステンドグラスです。モチーフは、ぶどう模様、そして家族にイニシャルを、酸抜きと絵付けでカラスに印して有ります。制作当時を思い起こすと、結構大変な手間の掛かった作品でした。何度も筆で書き直し、書き直して何回もやり直したことを思い出します。それだけに、すべてのカラスを、電気炉で焼くことが出来た時は、感激・・、組み立てた時も、ようやく制作終了の感激でした。このようにもう一度この作品を間近に見るjことが出来、何とも言えない嬉しい気持ちになれるのも、製作者冥利に尽きると言えるのかも知れません。

null