お恥ずかしい話しですが、フュージングとスランピングの難しさは、ガラスの膨張係数が同じガラス同士を使うことが一番大事ですが、次に大切なことは、温度管理です。ガラスを溶かし合わせる温度、スランピングでは、スランプさせる温度と保持時間です。使う電気炉のよって底板の位置と、3段目の棚板でどれほどの温度差があるのか、電気炉の炉の大きさでも違ってきますのでデーターを取る必要があるのです。写真は、組み立て中、何でもないと思っていたガラスがちょっとした衝撃で割れてしまった時のものです。スランピングの時、温度が合わず、ガラス内部にストレスが残っていたためでしょうね。あっけなく割れたガラスにがっかり・・・・。

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