高崎市の外れにある旧倉渕村権田にある小さなお寺が、伺った東善寺です。このお寺が最近注目をされているのは、江戸幕府から明治維新に変わる幕末の時、この地を治めていた幕臣の小栗上野介と言う人物が非業の最期をとげ、このお寺に眠っているのです。幕府の使節の一員として太平洋を渡りアメリカ、ヨーロッパを訪問、帰国後は、新しい技術の導入を進め、横須賀造船所を作らせたりホテルの建設など幕府側としてはめずらしい進んだ考えを持っていながら、討伐の官軍に捕らえられ多くの家来と共に首をはねられた人物です。小栗上野介を弔う寺の現在の住職、村上泰賢氏(私の友人でも有りますが。。。)が中心となって小栗上野介の偉業を掘り起こし毎年小栗祭りや、講演等を行っています。今回12月4日、高崎市の市制110年の記念事業rとしての講演会があり、東善寺にも行ってきました。

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