24日、快晴の天気に誘われて西丹沢の山を歩いて、午後下山中、携帯電話に友人から一緒に来た仲間とはぐれて困っている・・という連絡が入りました。様子を聞くと同じ近くの山にいるとのこと、急いで下山して車を走らせ、下に降りた友人と合流。取り急ぎ離れ離れになった山の峠まで登り返して周囲を捜索しましたが、見つかりませんでした。やむなく警察に捜索願いを出すことに。翌日、7時から警察と消防のレスキューの捜索隊に加わって再度、捜索。10時過ぎに離れ離れになった急な斜面に近い岩場で、怪我をして動けなくなっていた登山者を発見しましたが、怪我で歩けない為、ヘリで吊り上げて搬送、更にドクターヘリで病院に搬送されて16時、すべてが終了しました。どうしてこのような遭難事故が起きたのか・・同行の友人から経緯を聞いたり、現場から判断すると、正しいコースを歩いていないことに気がつくのが遅くなったこと、おかしいと思ったら元に引き返さず、無理して急な斜面を登ってしまったことなど、判断のミスが重なって起きてしまった様でした。山では、常に自分の歩いている位置を地図で確認することがとても大切であることを教えた遭難でした。

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