今日は大井町でも10cmほどの雪景色ですが、昨日、晴れの予報を受けてかねてから気になっていた日光の奥にある雲竜渓谷に行って来ました。この渓谷に入るにはネットで調べても少し判り難かったですが、行ってみた感想として車止めから林道を約2時間ぐらい歩いて行くこと。早く河原に降りて歩いても大きな砂防ダムが有って無駄な河原歩きになります。河原が広い内は、目的の雲竜渓谷はまだまだと思って河原に入らないことです。

20120229-林道を歩く.jpg

林道の終点に小さな公園があります。道標も有りますし、河原に降りる階段にはステンレスの手すりもあります。この地点で河原を見下ろすと上流部の河原が狭くなって渓谷が見えます。これが雲竜渓谷だ・・・・!ゆっくり歩いても往復1時間ほどの渓谷です。

20120229-入口.jpg

河原に降りる前、アイゼンを付けます。アイゼンが無いと、危険です。危険を感じる前に滑って冷たい川に落ちます。両岸が狭く、この岸の岩壁から、見上げるような巨大な氷柱が吊る下がっています。

20120229-ツララ.jpg

巨大な氷柱の真下を、時には氷柱の裏側を歩くので万一氷柱が崩壊したら助からないだろうな・・という処も有って、厳冬期のみ渓谷を歩けるという事が理解できます。最奥の雲竜大滝は、最上部から全部凍った滝となり圧巻です写真ではスケール感が無くてわかり難いですがとにかく大きな滝です。この滝の下まで行って、戻ります。大きな氷柱が崩れ落ちないように・・ひやひやしながら下りました。車の置いてある処まで林道をひたすら歩いて疲れたけど、天気も良くて日頃の忙しさを忘れた爽快な山歩きでした。

20120229-雲竜大滝.jpg