新田次郎の「聖職の碑」を訪れてみたいと思っていた。今回、仲間と桂小場登山口より登って西駒山荘に宿泊。山荘は聖職の碑にも出てくる、大正時代からの石室もある。石壁は当時のままと言う。翌日、山荘を早朝出発、ピークをひとつ越えた処に、急な台風の風雨の中、9名の子供たちが倒れ、引率されていた校長先生も無念の死を遂げられた場所で、大きな記念碑がある。私も引率経験があり、思わず合掌。登山道には、秋の訪れを告げるナナカマドやダケカンバの紅葉がハイ松の緑となじってとてもきれいでした。木曽駒ケ岳の山頂まで登って、下山。遭難碑 b